音楽を自動生成するサービスをやっていて、言葉を選ばなければ、それを完成させるためにこの業界に来たところがあるので、とにかくそれを早く実用レベルにすることと収益化が急務なんだけど、ここしばらくずっと更新をサボっている。

方針で迷っているというか、どこまで妥協すべきか、というところの線引が自分の中でちゃんとできていない。
線の引き方によって作業量にもモチベーションに大きな影響があるので、なかなか決定できない。
こういう時に作業をする時間をきちんと業務内で確保できればいいんだけど、ここの所色々イレギュラな事が多くてまとまった時間を確保できなかった。が、そろそろきちんと向き合っていかないといけない気がする。

何の方針で迷っているかというと、ずばり音楽の生成方法で、元々は「どんな*1ジャンルの音楽でもルールさえ工夫すれば生成できるフレームワーク」を目指そうとしていた。
それは、音楽生成のための統一ルール*1みたいな物を作りたかったからだし、音楽の生成をどこまで抽象化できるかに興味があったからでもある。もちろん今もそれは作ってみたいし、興味もある。
でも、ターゲットを絞ったフレームワークをいくつか作ったほうが良いのではないか、という気持ちが強くなってしまった。
というのも、幅広いジャンルに対応するために、ルール1つ作るために膨大な労力が必要になってしまっていて、その分バグも出やすい状態になってしまているから。

例えば、4/4拍子だけど、一部のパートだけ3/4拍子、のような音楽も今はルールを作るだけで表現可能になっている。
でもそれは裏を返せば、普通に全パートが4/4拍の音楽を作る際にもそのルールをいちいちすべて記述しないといけないということで、しかもそのルールは他のルールとの兼ね合いによってすぐ壊れてしまう。

そういう「前提」のようなルールをbuilt inにしてやれば、ルール追加やジャンルの変更は(そのルールで表現できる範囲では)かなり容易になるし、生産性も上がる。4/4拍子なのにメロディだけ拍子が安定しない、みたいなバグも起こらない。

でも、個人的にそういうバグってる音楽が好きで、そういうのが生まれないとなると、このプロジェクト続けるモチベーションあるか?と言われると、これが結構微妙な話になってくる。

とは言え、収益化を目指すのであればそんな事も言ってられないので、やっぱり統一理論を目指すフレームワークと、特定のジャンルを確実に作っていくフレームワークに分けて考えるべきだろうし、頑張ればもとの広いフレームワークの上にそういう狭いフレームワークを構築できるだろうから、その方向で進むのが良さうか…?
そうなってくると、元のフレームワークにまだまだ足りない機能があるから、まずそれから、という話になってしまいそう。
次サービス自体に手を入れられるのはいつになるのか…


注釈)
1. 微分音とか表現できないので、括弧付きの”どんな”であるし、括弧付きの”統一”ではあります。
2. そもそも、人間がわざわざ作る必要ないようなお決まりの「良い曲」を自動的につくる、というのがサービスの趣旨なので、フレームワークの趣旨と最初から噛み合ってなかったんだなぁって今更気づいた